【あらすじ&感想】「カグラバチ」第8話 円法作~俺は変わるんだ~【週刊少年ジャンプ】

2023年11月6日㈪発売 週刊少年ジャンプ49号掲載のカグラバチ第8話「円法作~俺は変わるんだ~」を紹介していきます。

カグラバチのアイキャッチ画像です

柴から、神奈備により双城の追跡は一旦落ち着くはずだが、外出は控えるようにと言われるチヒロ。チヒロは強く刀を握り、思うところがある様子です。
場面は飛び、円法作という男が電話を掛ける場面へ。この男は、通称❝ダルマ❞。チヒロと柴に敗れたあのだるま使いです。円は語ります。殺しに生き敗北の味を知らぬ至高の妖術師だったが、柴に捕まり諭されたことで、殺しに生きる妖術師とは違う道が拓けたと。だるま使いの脳裏には姉の姿が浮かんでいます。
だるま使いは姉に電話を掛けます。妖術師の衣装は捨て、これからは償いながら生きていくことを姉へ誓います。姉もだるま使いの熱意にほだされ、迎えに行くから母へ一緒に謝りに行こうといいます。

妖術師ダルマは死んだ、今日この日から俺は変わるんだ!と円は決意し、姉が待つ車へ乗り込みます。ありがとう姉ちゃんと声を掛けますが、そこには血を流した姉の姿が。
刃が円の腹を貫きます。「こいつらの死も仕事を全うしなかったツケだ」後部座席に潜んでいた双城は無常につぶやきます。こいつ❝ら❞、という言葉に母を想う円。ただで死ぬか、と爆弾だるまを発現し、一矢報いようとします。しかし、双城の妖刀の能力でしょうか、円の前身は凍ってしまいます。
「その女、気ィ失ってるだけでまだ息はあるぞ」「何もかも中途半端なんだよお前は」「一度生き方決めたんならよ」「ほんの一生くらい貫いてみろ」ゆうゆうと車を降り、立ち去る双城。円の想いもむなしく、双城のいない車が爆発します。

続いて双城は精神感応使い妖術師の弟と会います。兄の敵を取ってほしいと伝える弟ですが、双城が刀に手をかけます。精神感応使い弟はとっさに精神感応妖術を双城へ使います。双城の脳内に、幼き頃の双城と吊るされた無数の男たちというおぞましい光景が広がります。「かなり長く感じたが実際には数秒ってとこか」とつぶやく双城。精神感応妖術も双城には効きません。
その足のまま妖術師ギルドへ乗り込む双城。妖刀刳雲の能力でいきなりチヒロへ斬るかかります。神奈備 薊の「君には手に余る」という言葉が脳裏に浮かびますが、双城と相対したチヒロはやる気満々です。

今話では、心変わりしただるま使い・円法作が登場しましたが、双城の手により残念ながらその道は閉ざされてしまいました。
そして、ついに双城と相対したチヒロ。妖刀VS妖刀の激しい戦いの火ぶたが切って落とされます。初の妖刀VS妖刀の戦い。先の大戦を終結させた強大な力を持つ妖刀、その妖刀同士の戦いはどれだけ激しい戦いとなるのでしょうか。次回の「カグラバチ」も楽しみですね!!

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