【あらすじ&感想】新連載!「カグラバチ」第1話❝すべきこと❞【週刊少年ジャンプ】

カグラバチのアイキャッチ画像です マンガ

週刊少年ジャンプ2023年42号(9月18日発売)に連載が開始された「カグラバチ」。剣戟アクションシーンがめちゃくちゃかっこいい!!今回はこの先ジャンプの看板マンガになるかもしれない「カグラバチ」を紹介していきます。

父である刀匠 六平国重のもと刀鍛冶の修行に励むチヒロ。刀を打つ父は真面目な職人そのものですが、
普段は金魚に話しかけたり少し天然なところもあります。ある日父は刀鍛冶の信念と責任についてチヒロに問います。
その問いにチヒロは「背負う覚悟はあるよ」と応えるのでした。

物語は3年後へ。街を牛耳るヤクザ爻龍(こうろう)組を追い出そうとしている市民がヤクザに拷問されています。
そこには妖術を操る妖術師が。妖術を使い盆栽のような植物で市民の首を締めあげます。妖術師はなめられては困ると言い残し妖術を使ってどこかへ消えていきます。

成長したチヒロの顔には大きな傷跡が。柴は傷跡について治そうと思えば治せるやろ、と問いかけます。
しかしチヒロは毎朝顔を洗って鏡を見るたびに新鮮な憎しみをもって一日を始められると言い放ちます。
ヤクザと「奴ら」がつながっているという情報を基に爻龍組へ向かうチヒロと柴。
道中、爻龍組に殺され吊るされている市民を目撃したチヒロの手に力が入ります。

爻龍組へ乗り込むチヒロと柴。門番を一蹴し事務所の中へ。
父・六平国重の刀に手をかけるチヒロ。「淵天 涅錦(えんてん くろにしき)チヒロが刀を抜くと金魚が現れヤクザたちを真っ二つにします。

組長へ刀を突きつけ妖術師組織「毘灼(ひしゃく)」について問うチヒロ。
あんな化け物たちに喧嘩を売ろうとしているなら正気じゃない、と言う組長へチヒロはこういいます。「正気に見えてたのか?化け物だろうが関係ない 俺は奴らを斬らなきゃならない」

「炎天」で第100回手塚賞準入選を果たした外薗健(そとぞの たける)先生。2022年週刊少年ジャンプ36・37合併号には「ロクの冥約」という読み切りを連載していました。こちらの読み切りも主人公の剣戟シーンの演出がめちゃくちゃかっこよかったです。そんな先生期待の新連載「カグラバチ」。
父・国重とチヒロのプロローグから始まり、いきなり38ヶ月後(3年後としないところがよいですね!)と飛ぶ構成や
松を使った妖術師の拷問方法、金魚が舞う色気ある必殺技。外薗先生のセンスをフツフツ感じる第一話でした。
絵柄も端正ですごく読みやすいです。父の友人・柴もいいキャラです。
そして何より主人公がカッコイイアクションとカッコイイ必殺技で容赦なく敵を斬りまくっていくシーンが最高でした!!
38ヶ月の間になにがあったのか、妖術師組織「毘灼」とは、これからチヒロの復讐劇はどうなっていくのか。今後の「カグラバチ」にも大注目です!!

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