【あらすじ&感想】「カグラバチ」第20話 神奈備の武器 【週刊少年ジャンプ】

カグラバチのアイキャッチ画像です マンガ

2024年2月12日㈪発売 週刊少年ジャンプ2024年11号掲載のカグラバチ第20話「神奈備の武器」を紹介していきます。

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漣伯理は千紘へ楽座市を壊すのを手伝ってほしいと伝えます。千紘は楽座市の主催は漣家なのになぜ?と不思議に思います。
伯理は「俺は漣家❝だった❞」といい、漣家の❝何よりも楽座市を重んじる❞という家訓、幼少期から妖術の訓練に励みその屈強な能力を以って楽座市の存続を命の限り守り抜かなければならない宿命、そして前代未聞の弱さのうえ競売の邪魔をしたことによって漣家を追放されたことを語ります。
伯理は、悪趣味の極みである楽座市をクズによるクズのための祭典と語り、ある時その異常性に気づき、多くの人を苦しめる楽座市を終わらせないといけないと決意したといいます。

伯理は千紘へ、ヤクザを潰して回る理由を聞きます。千紘は楽座市に繋がる情報を探っていたと正直に話し、楽座市の目玉である❝真打❞を奪うことを計画していると伝えます。伯理は、そんなことをしたら楽座市は終わるといいますが、楽座市を終わらせたい自分の目的と千紘の目的が一致していることに気づきます。
何故真打を奪うのかと問われた千紘は「真打…妖刀は俺にとって大切なものなんだ」と語り、真打出品の裏で、ある組織が何かを企んで血が流れる、それを放っておいて妖刀のせいで罪のない人が犠牲になれば「……俺はもう耐えられない…」と話します。
そんななか、柴から千紘に電話がはいり、神奈備が千紘を追っていることが伝えられます。
追手の名は香刈 緋雪(かがり ひゆき)❝餓者の炎骨❞の懐柔主

炎骨はいわば妖刀と同じ、ただの妖術とは一線を画す異能、と柴は語ります。
千紘と伯理が乗るエレベーターの扉が開くとそこには香刈の姿が。香刈は燃え盛る白骨を右手に纏っています。
「妖刀を置けば炎骨は引っ込める」と千紘へ警告する香刈。香刈の他にはマゲを結った相撲取りのような見た目の妖術師がいます。力士風の妖術師はこの空間は現世と隔絶された神聖な土俵、勝負がつくまで出ることはできないことを千紘へ伝えます。
千紘は神奈備と戦う義理はないと言いますが、香刈の炎骨が千紘へ襲い掛かります。❝猩❞で間一髪攻撃をかわす千紘。神奈備を斬る理由はないと再度香刈へ伝えますが、香刈はどんな理由があろうとも妖刀という強大な武器を個人で所有する限り不幸が産まれる、妖刀は国が管理するべきと語り、炎骨の肋(あばら)で千紘を追い詰めます。
香刈の言葉により、妖刀を個人で所有することに対して迷いが生じた千紘。香刈の炎骨が千紘に照準を合わせたその瞬間、伯理が間に飛び込み炎骨を顔面に受けます。
そしてと千紘へ伝えます。お前の境遇とか、誰が妖刀を握るべきとか、よくわかんねぇけどよ……そんなに難しいことか?「俺は❝お前❞に救われたんだ」

今回の話で千紘と漣伯理の目的が一致していることが分かりました。今後一緒に楽座市を壊すために行動をしていくこととなりそうです。漣家でありながらその異常性に気付き漣家に反旗を翻した伯理。
妖術の才能はからっきしと語っていましたが伯理の妖術❝威葬(いそう)❞が披露されることはあるのでしょうか。ここぞというときに実力を発揮してほしいですね。
そして新しい妖術?❝餓者の炎骨❞。緋雪が操る炎骨ですが、炎骨の肋を使う際❝陸郎(りくお)肋だ❞と緋雪が炎骨へ語り掛けていました。緋雪のことを❝餓者の炎骨❞の懐柔主と柴が言っていたことからも、炎骨には人格があるようです。術者が懐柔することによって使用できるようになる妖術なのでしょうか。
人格を持った妖術と妖刀の戦闘がどうなるかワクワクしますね!次週もカッコイイ剣戟シーンが期待できます。次号カグラバチも楽しみにして待ちましょう!!

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