【あらすじ&感想】「カグラバチ」第13話 精鋭【週刊少年ジャンプ】

カグラバチのアイキャッチ画像です マンガ

2023年12月11日㈪発売 週刊少年ジャンプ2024年2号掲載のカグラバチ第13話「精鋭」を紹介していきます。

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双城と相対する対刳雲特選部隊。特選部隊は事前にチヒロから双城が持つ妖刀❝刳雲❞の能力の説明を受けています。刳雲は3つの能力、攻防のバランスが良い氷❝結(ゆい)❞、陽動・目眩ましと応用の効く水❝降(こう)❞、殺傷性の高い❝鳴(めい)❞を有しているとのこと。
チヒロは、刳雲が威力の高い技を発生させるために必要な❝溜め❞を作らせないために、手数勝負を提案し、続けて溜めの足りない❝鳴❞を溜めをほとんど必要としない❝降❞で補うのが刳雲の基本戦術と話します。
チヒロいわく水を伝う雷の性質を利用することで溜めの足りない最低限の❝鳴❞でも広範囲必中で攻撃できるとのこと。双城に余裕を与えなければ、双城はその出方で来るはずとチヒロは予想し、そのうえで広範囲必中の❝鳴❞を喰らってください、と特選部隊へ話します。溜めは不十分なので威力はお粗末であると。
しかし、なぜわざわざ攻撃を受ける必要があるのかと特選部隊から非難の声が起きます。

特選部隊は妖術❝岩垂(がんすい)❞で地面ごと双城を空中へ運びます、被害が予想される市街地と双城を引き離し、チヒロの提案通り手数勝負で、双城へ溜めの時間を与えません。双城はチヒロの予想通り、❝降❞と❝鳴❞を応用し、雷を広範囲に放ちます。特選部隊は溜めのない低威力の雷を喰らいますが、ここまでチヒロの作戦通りです。一度❝鳴❞を喰らったのは敢えて隙を作り、溜めを作った万全の❝鳴❞を撃たせ、その後の刳雲のインターバルの際に双城を叩く、というのがチヒロの作戦の真意だったのです。
作戦通り、溜めを作り高威力❝鳴❞を放とうとする双城。その瞬間、特選部隊隊長 萩原が❝磁戒(じかい)❞という妖術で地面を押し下げ空中に投げ出された双城の万全の❝鳴❞は不発に終わります。
そうして特選部隊最大のチャンス、刳雲十数秒のインターバルが訪れるのでした。

一方チヒロは、双城の牙城見張り役から「唯一妖術師を配置しない西の小口」「地下を進むとまた地下への階段がある」「が…その少女(シャル)を捉えているのは❝研究所❞だ」「地下二階の大広間の奥に在る…だが」「妖術師が数人張り付いているはずだ…戦闘は避けられない」という情報を手に入れ、天井裏から❝研究所❞入り口妖術師2人を観察しています。
満身創痍の身体で妖術師を睨むチヒロですが、脳裏に父・六平国重の言葉がよみがえります。「妖刀には理論を超えた❝本領❞がある」「妖刀の力の源である雫天石は自然の産物」「言葉では説明しきれない部分もある…だから」「理論的な際限なんてのはな…」「持ち主に依って幾らでも変貌し得る」と。

チヒロの作戦通り対刳雲特選部隊が追い詰めた双城。そして満身創痍のまま新たな妖術師へ挑まんとするチヒロ。六平国重が話していた「持ち主に依って引き出される妖刀の❝本領❞」
果たして❝本領❞が発揮されるのは、双城の妖刀❝刳雲❞か。はたまたチヒロの妖刀❝淵天❞なのか。もしくは双方の妖刀なのか。激しい戦いが過熱していくカグラバチ。次回第14話も楽しみですね!!

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