【あらすじ&感想】「カグラバチ」第16話 沈黙【週刊少年ジャンプ】

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2024年1月6日㈯発売 週刊少年ジャンプ2024年6・7合併号掲載のカグラバチ第16話「沈黙」を紹介していきます。

無事シャルを救出した千紘。妖刀の❝本領❞に近づき、力の源である玄力を、動きの補助にするという新しい運用方法で肉体への負担を和らげていますが、依然激痛が身体を襲っています。
超再生という特殊能力を持つ鏡凪一族であるシャルは、母親がシャルへ、ケガがすぐに治るのは❝痛くなくなってほしい❞と強く想うから、と話していたことを思い返します。シャルは、連戦により使い物にならなくなった千紘の左手を手に取り、傷が治るように強く願います。そこに別行動をしていた柴も合流。そんな3人の目の前に現れたのは…。
柴へシャルを預ける千紘。心配する柴に大丈夫と応えます。千紘は左手が回復したことを確認しシャルへ礼を言います。シャルは千紘へ「死なないでね…!!」と声をかけるのでした。

作戦により刳雲が❝鳴❞を放つまでの十数秒のインターバルを得た対刳雲特選部隊。インターバルの間に決着をつけるため双城へ攻撃を畳みかけます。妖術により双城を捕縛し捨て身の攻撃を仕掛ける特選部隊。決死の攻撃により、ついに双城より妖刀❝刳雲❞を奪取します。
刳雲を回収し後は双城を叩くだけとなったその瞬間、双城が❝鳴❞とつぶやきます。その瞬間、刳雲が放電し特選部隊を襲います。十秒も経たないうちにインターバルが終了したことに驚く特選部隊の面々。双城が妖刀への理解を深め、❝本領❞を発揮したことにより刳雲が強化したようです。刳雲と共にまるで雷そのもののように特選部隊に襲い掛かる双城を止める術もなく特選部隊は敗れてしまうのでした。。。

千紘の前に現れた双城。双城は特選部隊との戦いにより負傷しています。双城は、溜めた❝鳴❞を放つのではなく纏うことを学んだと特選部隊との戦いを振り返り千紘へ話しかけます。千紘は特選部隊の敗北を察するも狼狽することはなくより深く集中へと沈んでいきます。
そんな千紘をみた双城は「お前も理解を深めたようだな」と千紘も妖刀の❝本領❞に触れていることを察します。肉体に傷痍と疲弊を重ねた千紘と双城。妖刀への理解を深めた両者は現時点での奥義使用状態の限界活動時間を直感し偶然それは合致します。12秒❝錦❞・❝鳴❞とつぶやき、いよいよ両者の奥義がぶつかります…!!

妖刀の奥義を発動した千紘と双城。❝錦❞と❝鳴❞を纏った二人がいよいよこれからぶつかり合うというところで今回の話は終わります。今回のラスト❝錦❞と❝鳴❞を纏った二人の残像シーンがめちゃくちゃかっこいいです。最終ページに「勝負は一瞬」と書いてある通り、次回決着するのでしょうか。柴も一緒に戦うのかと思いましたが、今回はシャルを守るために場を離れます。まさに一対一のぶつかり合いですね。
今回の話で残念ながら双城に敗れてしまった対刳雲特選部隊ですが、双城との戦いの最中、こけしを使った妖術や、身体を鉄化する妖術、そして発動できなかった切り札の怪魑(かいち)等々、気になる妖術がたくさんあったので、ここで退場してしまうのは惜しい気がします。今後再登場し活躍してくれることを楽しみにしています。
「勝負は一瞬」ということで、次回決着するであろう千紘VS双城戦。両者の戦いはどう決着するのか!?次回カグラバチも楽しみにして待ちましょう!!

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