【あらすじ&感想】「カグラバチ」第21話 微温い 【週刊少年ジャンプ】

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2024年2月19日㈪発売 週刊少年ジャンプ2024年12号掲載のカグラバチ第21話「微温い(ぬるい)」を紹介していきます。

千紘と緋雪の間に決死の覚悟で割って入った漣伯理。伯理はボロボロになりながらも千紘に救われたことを熱弁します。
ヤクザから助けてくれたのはもちろん、双城の街中での❝鳴❞を一身に受け伯理だけでなく街の人々の命を救った千紘へ「その刀ァ似合うのはお前!!!」と伯理は叫びます。
緋雪は千紘へ、再度、強大な力を持つ妖刀を持つべきは国…神奈備だ、と伝えます。「お前が❝良いヤツ❞だってんなら」「大人しく妖刀を渡せ」と迫る千紘。もし闘るなら「もう生微温いのはナシだ」と容赦しないことを千紘へ宣言します。
強大な力を持つ妖刀は、持つ者の手によって殺戮兵器ともなってしまうことを重々承知している千紘。それでも伯理の「俺はお前に救われたんだ」という言葉に「俺がブレてどうする」と心を固めます。

悪を滅し弱者を救うことを「俺が全うする」と決意した千紘。
双城を倒した超速で緋雪へ向かいます。緋雪が操る❝炎骨❞の穴をつきそこへ斬り込む千紘。それは穴ではなく緋雪が仕掛けた落とし穴でした。千紘の刀を白刃取りする緋雪。しかし白刃取りした刀は妖刀ではなく千紘の脇差しです。
「知ってるよ」「実力者は反応できる」と妖刀で斬りかかる千紘。緋雪は千紘が峰打ちで斬りかかってきたことを察し自ら刃を頭で受けます。頭から血を流しながら「刃向けねぇと倒せねえぞ」「ちゃんとウチにも命賭けさせろ」と緋雪は叫びます。
緋雪は本気を出し❝餓者の炎骨❞の脊柱を繰り出そうとしますが、伯理が気絶したことによって勝負ありとの判定が下り、多福(相撲取りの格好をした妖術師)の妖術が解除されます。
隔絶した空間から現世へと戻った千紘は超速により伯理とその場を去り、緋雪との勝負は持ち越しとなるのでした。

楽座市主席 競売人「漣 京羅(さざなみ きょうら)」は、今年の楽座市は、目玉❝妖刀真打❞によって波乱となるだろうと予想します。
京羅は❝妖刀真打❞を前にして語ります。「斉廷戦争で、かの❝剣聖❞が握った」「妖刀六工においても無双の一振り六平国重の最高傑作だ」「だが命滅契約によってその真価に触れることは叶わない」「……今はな」そしてどんな波乱があろうとも毎年のように楽座市を守るだけだ、と続けます。
そして結界のようなもので閉じ込められた男の姿が描かれます。

伯理の言葉によってブレそうだった自分の心を取り戻した千紘でしたが、伯理が気絶したことによって緋雪との勝負はお預けとなりました。
しかし緋雪が、千紘と目的は同じ、と語っていたように楽座市で再度、相まみえることとなるでしょう。その時はもしかしたら共闘という形で漣家と一緒に戦うこととなるかもしれませんね。いずれにせよまだまだ謎の多い異能❝餓者の炎骨❞がどのような能力なのか、楽しみですね!!
そして今回❝剣聖❞であろう男が登場しました。男は結界のようなもので閉じ込められています。妖刀の機構である❝命滅契約❞。これは妖刀と契約した者が命尽きるまでその者しか妖刀の力を発揮できないという契約。男は真打と契約しているため、国=神奈備に捕らえられている(守られている?)でしょうか。
徐々に各キャラクターが揃ってきたカグラバチ楽座市編。次回も楽しみですね!!

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