【あらすじ&感想】「カグラバチ」第12話 支度【週刊少年ジャンプ】

2023年12月4日㈪発売 週刊少年ジャンプ2024年1号掲載のカグラバチ第12話「支度」を紹介していきます。

カグラバチのアイキャッチ画像です

神奈備精鋭部隊が双城と戦う間にチヒロがシャルを奪還する作戦が決定し、動きがあるまでチヒロは病院に待機しています。チヒロが目覚めてからまだ49時間しかたっておらず相変わらずチヒロは満身創痍の状態。
柴はそんなチヒロを眺めながら、憎しみに食い殺されずに今自分が何ができるか何をすべきか、信念に基づいた正しい取捨選択ができる。と自分が18歳だった時と対比し神童と評価します。そんな時、チヒロの携帯電話に作戦開始の連絡が入るのでした。

双城の牙城では、見張り役の他に何人もの妖術師が警備しています。牙城は厳重警備で守られている中、双城は警備もつけずにひとり銭湯で、六平国重の❝息子❞チヒロについて考えています
双城との戦いの中、六平国重を❝父さん❞と呼んだチヒロ。双城は六平国重に息子がいることを聞いたことはないが、どの文献にも載っていない妖刀の能力を知っていたチヒロが息子であることは十分有り得ると結論付けます。しかし、六平国重の作品である妖刀の存在意義についての「悪を滅し弱者を救うため、それに尽きる」というチヒロの回答に、有り得ない!!と憤慨します。
そこに商売相手のヤクザが現れ、双城から買った雫天石のせいでお抱え妖術師の身体が爆発したと双城へ報復しようとしますが、双城はヤクザを軽く一蹴します。雫天石の制御がうまくいかない理由について考える双城。チヒロの「何もわかってないな、お前は」という言葉を思い返し、妖刀すなわち雫天石への理解度が足りないと結論付けます。

妖刀を手に銭湯を出ると、そこには神奈備精鋭部隊5人の姿が。神奈備の登場を予想していたように語り始める双城。先の戦争以前は日本人の妖術師への理解が「幻」程度だったのは❝妖術師は表社会に関与しない❞という暗黙の了解があったからだが、戦争での活躍により妖術師の存在が明るみになり、数多の妖術師が白日の下で活動することになる、それでも国が崩壊しないのはあんたらが管轄するからだ、と神奈備の「対刳雲特選部隊 隊長 萩原幾兎(はぎわら いくと)」へ語り掛けます。
一方、双城の牙城では見張り役達がテーブルでくつろぎながら雑談するなか、見張り役の目の前を金魚が横切ります。
見張り役が廊下の先に目をやると、妖刀を手にしたチヒロの姿が。テーブルの携帯電話が鳴り見張り役が携帯電話をとりますが、異常はない、と報告します。見張り役が電話を切ると、目の前にはテーブルに腰掛けるチヒロと、チヒロに倒された仲間二人が床に倒れています。見張り役の男はチヒロに問いかけます。「……俺ぁどうすりゃいい」

第12話は神奈備精鋭部隊の名前が判明しました。その名も「対刳雲特選部隊」そして隊長は「萩原幾兎」。眼鏡を掛けた三つ編みの男が隊長だったんですね!次号いよいよ双城と対刳雲特選部隊のバトルが始まりそうです。
そして、双城の牙城で暗躍するチヒロ。チヒロの登場シーンはまるでサスペンスやホラー映画を彷彿とさせる秀逸な演出でした。まるで今後の、双城と特選部隊のド派手なバトルとチヒロの静かな暗躍を対比しているようです。次回第13話も楽しみですね!!

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