【あらすじ&感想】「カグラバチ」第19話 センターカラー 闇の騎士 【週刊少年ジャンプ】

2024年2月5日㈪発売 週刊少年ジャンプ2024年10号掲載のカグラバチ第19話「闇の騎士」を紹介していきます。
コミックス1巻発売記念ということでセンターカラーです!
妖刀片手に倒した敵を見下ろす千紘、画全体が線画なしで描かれており、外薗先生の画力の高さが伺えます!

カグラバチのアイキャッチ画像です

喫茶店である少年が途方に暮れています。少年は❝とある理由❞により家族を失ったと物思いにふけっています。
すると窓の外から閃光が走ります。目をやるとそこには妖刀刳雲で全方位放電❝鳴❞を放とうとする双城の姿が。どうやら少年は、千紘と双城が街中で戦う場に居合わせたようです。
双城が❝鳴❞を放ったその瞬間、少年は死を覚悟しますが、目を開けた先には放電を一身に受けた千紘の姿が。ボロボロになりながら双城に向かう❝侍❞千紘の姿は無気力な少年の魂に火をつけるのでした

時は進み、双城の死より18日経過、楽座市まで残り7日。魂に火をつけられた少年はヤクザに捕まり殴られています。❝侍❞に火をつけられた少年は、ヤクザに攫われそうになっていた少女を助け逆に攫われてしまったのでした。ボコボコになりながら少年は身の丈に合わない行動をしたことを後悔しますが、それでも❝侍❞千紘の姿を思い起こし意を決し「威葬(いそう)」と唱えます。ヤクザが妖術師か…!?と身構えますが、しかし何も起こりません。「ふえっ…なんてね…」とおどける少年。ただのはったりだったのでしょうか。そんな中、窓の外に金魚が泳いでいます
金魚を見つけたヤクザが、「あいつが来る!!」とざわつきます。金魚がゆうゆうと漂う中、さっそうと現れた千紘。ばっさばっさとヤクザたちを斬り倒していきます。あっという間にヤクザの親分まで到達した千紘。親分は千紘に「お前か…ここ数日極道殺りまくってんのは」「も…ッ目的はなんだ」と問いかけます。

柴と千紘の回想シーンへ。柴は双城の根城にある倉庫を調べた結果、双城は傀儡だったと千紘へ伝えます。倉庫にあったのは真打や妖術師集団❝毘灼❞とは関係のない武器の研究資料ばかり、双城は楽座市の競売には関わっていないと結論付けます。
だったらなぜ唯一使用可能な刳雲を双城へ、と疑問に思う千紘。柴は楽座市当日答え合わせができるだろうと推測し楽座市開催前に真打回収を済ませたい、と語ります。そのためには、❝楽座市❞を二百年にわたり取り仕切る影の権威、妖術師一族❝漣家(さざなみけ)❞に接触する必要があると千紘へ伝えます。そこで千紘は漣家と接触するために、裏社会の交友録をたどり、ひたすら極道を潰して回っていたのでした。
気絶するヤクザの組長。千紘が漣家とのつながりを聞く前に組長は失神してしまいました。そんな千紘に少年が語り掛けます。「俺の人生には侍が……お前が必要だ!!」
少年が乱心したと心配する千紘は「落ち着いてください」「家はわかりますか?」「名前は…?」と少年へ問いかけますが、少年のあまりの熱量に千紘はその場から立ち去ろうとします。
そんな千紘へ少年は名前を伝えます。「漣伯理だ!!」

今回の話で、目的だった漣家と邂逅を果たした千紘。❝漣伯理❞とは一体どのような人物なのでしょうか。
今話冒頭で漣伯理は❝とある理由❞により家族を失ったと語っていました。漣家である両親を失ったのでしょうか、それとも何らかの理由で漣家から追放されたのでしょうか。
そして伯理が唱えた❝威葬❞という妖術。結局、発揮されることはありませんでしたが、❝威葬❞と唱えた伯理の片目は黒いオーラのようなものを纏っていました
柴が妖術師一家と語っていたように本来は強力な妖術を伯理も使えるはずですが、敢えて使用しなかったということでしょうか。伯理のキャラクターからしたら意外と本当に妖術が使えないということもあり得ますね。
漣伯理という新キャラクターが投入された今話。千紘はここから一気に漣家と接触していくことになるのでしょうか。❝楽座市❞へ向けどのように物語が展開していくのか、今後のカグラバチも楽しみですね!!

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