【あらすじ&感想】「カグラバチ」第4話 妖術と妖刀【週刊少年ジャンプ】

2023年10月9日㈪発売 週刊少年ジャンプ45号掲載のカグラバチ第4話「妖術と妖刀」を紹介していきます。

カグラバチのアイキャッチ画像です

チヒロはだるま使いの妖術師に捕らえられたシャルを救出するため「淵天 涅」を放ちます。
見事だるま使いからシャルを引き剥がすことに成功し、柴が瞬間移動の妖術でシャルを救出します。
妖術に興味を持つシャルに柴は妖術は誰でも使えると説明します。妖術を構築する「玄力(げんりょく)」は生命エネルギーのようなもので全人間の中に眠っているものであると話します。

「妖刀は込めた玄力を増幅させ人体では生成・保持できない程超高密度に練り上げる。するとそれは剥き出しとなり形を為す」と柴は話します。
だるま使いと相対するチヒロ。再度「淵天 涅」を放ちますが、だるま使いに避けられてしまいます。爆弾だるまを放出しながらチヒロを翻弄するだるま使い。噂に聞く戦争を終わらせた刀も拍子抜けとしたり顔です。
まだ近くにシャルが潜んでいることに勘付いただるま使いは、罵詈雑言でシャルを煽り、だるまを連続で放出しチヒロを襲います。爆発しただるまに襲われたチヒロ。「猩(あか)」とつぶやき爆風の中から「涅」を放ちます。しかし避けられてしまいだるま使いに捕まってしまいます。
捕らえられたチヒロが「猩 不落」と唱えた瞬間、妖刀からだるまの爆発が放出し妖術師を吹き飛ばします。そしてだるま使いに尋ねます。「妖刀 刳雲はどこにある」

第4話では「玄力」という新しいワードが登場しました。これも人気漫画には必須の概念ですね。ドラゴンボールは「気」、ハンターハンターでは「念」、ナルトでは「チャクラ」、呪術廻戦では「呪力」、生命エネルギーの呼称は様々ですが、カグラバチでは「玄力」と呼ぶようです。
そしてチヒロの新たな妖刀の能力も披露されました。「涅」が玄力を斬撃にして飛ばす能力なら「猩」はエネルギーを吸収し放出するカウンタータイプの能力のようです。斬撃を飛ばすのも敵の攻撃を吸収し放出するのも、能力バトルでは割とありがちな能力ですが、金魚という能力バトルマンガでは珍しいモチーフを使いカッコよく描く外薗先生のセンスは流石ですね。
新しい妖刀の名前も明らかとなりました。「妖刀 刳雲(くれぐも)」カグラバチは見たことない漢字がたくさん出てきますね笑。どのような能力を持つ妖刀なのでしょうか。「刳」の意味を調べると「えぐる」「くりぬく」といった意味のようです。雲の形をした玄力が敵をえぐる能力でしょうか。
新しい概念や能力、妖刀の情報が徐々に明らかとなってきたカグラバチ。第5話も楽しみにして待ちましょう!!

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