【あらすじ&感想】「カグラバチ」第3話 目撃者【週刊少年ジャンプ】

2023年10月2日㈪発売 週刊少年ジャンプ44号掲載のカグラバチ第3話「目撃者」を紹介していきます。

場所は「東京」。妖術師ギルドの店員ヒナオは、日本は自衛の手段として帯刀を許可されているがそれが要因で治安が悪化しており、ヤクザや大企業のお偉いさん達はより強力な自衛手段として妖術師を頼っていると話します。
3年前、柴は六平国重が襲撃された後に、妖術師ギルドへ「毘灼」についての情報を集めるよう依頼していたのでした。しかし3年間「毘灼」についての情報はゼロ。そんなヒナオのもとへ小さな依頼者シャルが現れます。

ヒナオからの連絡でギルドを訪れた柴とチヒロ。情報元はまだ幼い少女でした。信憑性を疑うチヒロでしたが、お腹をすかした少女シャルへご飯を食べさせてあげるため、蕎麦屋へシャルを連れていきます。相変わらず少女のいたずらだと疑っていたチヒロでしたが、シャルから「刀から雲が出る」という特徴を聞き、驚きます。シャルは本当に妖刀の情報を持っているようでした。

チヒロとシャルが話をしている中、店員と客が揉めはじめます。割りばしで店員を刺し殺した客は「ようやく見つけたかと思えば、護衛がついているとは」とつぶやき「不落」と唱えます。その瞬間、だるまが現れ爆発します。客は妖術師でした。爆弾だるまを操る妖術師がシャルを捕縛します。
「シャル疑って悪かったな」とチヒロ。シャルは、許すから助けてと叫びます。チヒロは「引き受けた」と刀へ手を伸ばすのでした。

雲を出す妖刀という新しい情報が出てきた第3話。チヒロの金魚を纏う妖刀の他に、新たな妖刀の能力が明らかとなりました。そして新たな妖術師。今回の描写から、爆発するだるまを操る妖術師のようです。
どうやら妖刀や妖術師の能力は「和」をモチーフとしているようです。和をモチーフとしているので雲を出す妖刀の能力は浮世絵風の雲で描写されるような気もします。ワンピースもそうですが、能力や世界観に独自の規則/ルール(例えばゴムゴムの実など同じ言葉を繰り返す)がある作品には名作が多いような気がします。なので(今のところ)「和」縛りの能力が登場するカグラバチも名作の要素を持っていると勝手に思っています!新たに登場した爆弾だるまを操る妖術師はスーツと和服を合わせたような恰好をしていますが、和と洋が融合した世界観もナイスです。
いよいよ第4話では妖術師とのバトルが描かれるようです。第1話で気合の入ったカッコイイ剣術シーンを見せてくれた外薗先生の能力バトル描写が楽しみですね!!

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